光回線って何?!インフラ業界の元営業マンが教えるインターネットの基礎知識!!
わたしたちの生活やビジネスに欠かすことのできないツールであるインターネット。
現在は光回線を利用してインターネットを提供する形が主流になっていますが、そもそも『光回線』とは何なのでしょうか?
光回線の仕組みや開通までの手続き、月額料金をお安くする方法まで大公開します!
目次
光回線ってなーに?
『光回線』の正体
光回線とは、主にNTT東日本・西日本が提供する光の信号を利用してデータを送受信する信号方式のインターネットサービスを指します。
皆さんも言葉だけは聞いたことがあるかもしませんが、光ファイバーと呼ばれる線の中を光の信号が通り、ひと昔前とは比べようがないくらいの速さと大容量のデータをやり取りすることが可能になりました。
写真にある黒いケーブルが光ファイバーと呼ばれるケーブルです。かなり細いですよね!
頼りなく見えますがこの細~い線が今や私たちの暮らしを支えているんです!
ひと昔前までは、『ADSL』と呼ばれるアナログの電気信号でデータのやり取りをするタイプが主流でした。
しかし一度に送受信できるデータ量が少なく、送受信スピードも遅いことから、光回線の登場と共に利用者は減少していきました。
では光回線とADSLにどれだけの差があるのでしょうか?
光回線とADSLってどう違うの?光回線のススメ
光回線とADSLの違いについて表でまとめてみました。
ADSL(モアⅢタイプの場合) | 光回線(戸建て・ギガタイプの場合) | |
最大通信速度
(理論上の数値) |
下り:47Mbps
上り:5Mbps |
下り:1Gbps(1,000Mbps)
上り:1Gbps(1,000Mbps) |
安定性 | 電話回線やノイズに左右されやすい | ノイズの影響を受けづらく非常に安定している |
NTT収容局との関係 | 距離が遠くなると速度低下 | 関係なし |
月額料金 | 5,000円程度 | 5,000円程度 |
初期費用 | 16,000円~ | 18,000円~ |
申込みから工事までの日数 | 2~3週間程度 | 3~4週間
(マンションの場合早まる場合があります。) |
※「bps」とは、1秒間にやり取りできるデータのビット数のことを言います。 8Mbps=1秒間におよそ1MBの通信が可能
注目すべきはスピードの違いです!
ADSLが47Mbpsに対し、光回線はなんと最大1Gbpsのデータを送受信することができるのです!
1Gbps=1,000Mbpsなので、20倍以上のパワーを持っていることになります。
電気信号と光信号とではこんなにも差が出るのですねぇ。
また、両者には信号の減衰率にも大きな差があります。
もちろん減衰率が大きいほど回線速度が遅くなり不安定になってしまいます。
光回線にしろADSLにしろ、すべての信号の起点となるのはお住まいの最寄りにあるNTTの収容局です。
一般的に収容局は、基地局や交換局とも呼ばれたりしますが、この収容局から自宅までの距離が遠ければ遠いほど、ADSLのアナログ信号は減衰してしまいます。
反対に、光回線の減衰率は非常に少なく、収容局から自宅が離れていてもほとんど劣化がありません。
現在は自宅で動画を見たり仕事したりと、大容量のデータ通信を必要としますので、そんな時代の流れもあり光回線が主流となっていきました。
プロバイダってなーに?絶対に必要なの?
インターネットを申し込む時に、必ずと言っていいほど窓口の方にプロバイダ契約を勧められます。
利用者が何も分からないのをいい事に要らないものを勧めてきているだけじゃないの?と思っちゃいますよね(笑)
プロバイダって本当に必要なんでしょうか?
プロバイダはインターネット利用に不可欠な存在
プロバイダとはインターネットサービスプロバイダ(ISP)の略称で、結論から言うとプロバイダ契約なくしてインターネットの利用は不可能です。
例外はありますが、基本的には光回線1回線につきプロバイダが1契約必要となります。
プロバイダが実際にどんなことをしているのかと言うと、『鍵』のような役割を担っています。
家で例えると、どんな建物にも出入り口のドアには鍵がついており、それを施錠・解錠することで出入りをすることができますよね。
インターネットもそれと同様で、ルーターと呼ばれる機械に鍵となるプロバイダ情報を認識させることで、データ通信の出入りを許可しインターネット利用を可能にしているのです。
「プロバイダ情報なんて入力したことないよ!」という方がほとんどだと思いますが、これは工事に来た方が設定してくれるので知らないうちに設定されている場合が多いです。
プロバイダにも各種プランがありますが、一般的な金額を言うと月額1,300円前後のところがほとんどです。最近では1,000円以下の格安なプランもあったりしますが、安いには安いなりの理由がありますので利用者の口コミ情報などは必ずチェックした方が良いでしょう。
また、月額料金が2,000円以上となると不必要な機能が付いたプランの可能性が高いので、契約の際には各プロバイダ業者の料金設定を確認することをオススメします。
<インターネットサービスプロバイダ業者一例>
・OCN(オーシーエヌ)
・BIGLOBE(ビッグローブ)
・yahoo!BB(ヤフービービー)
・So-net(ソネット)
・plala(プララ)
・@nifty(アット・ニフティ)
・ASAHIネット(アサヒネット) などなど
なので、プロバイダ契約を勧められた際には、絶対に必要であるという認識と、適正な料金設定であるかどうかの確認をすることを忘れないようにしましょう。
今どきはひかり電話が主流?!光回線のオプションサービス
光回線には、インターネット利用の他に様々なサービスがあります。
その中でも今回はひかり電話について紹介します。
ひかり電話
電話回線と言えば、昔からあるアナログ回線、ISDN回線というものが一般的でしたが、光回線の普及に伴い『ひかり電話』という新しい電話回線のサービスがスタートしました。
ひかり電話の最大のメリットは料金の安さです。
基本料金は、アナログ回線1,700円、ISDN回線2,780円に対し、ひかり電話はなんと500円!
光回線の契約さえあれば500円で契約できてしまうなんてとても魅力的ですよね♪
通話料についても固定電話へ発信の場合、全国一律3分8円とこちらも他の電話回線より安くなっています。
また、ひかり電話は1回線で複数の番号を持ったり、複数の人が同時に通話をすることが可能です。
以前までは電話とFAXを別々の番号で取ろうとした場合に、2つの契約を結ばなければならなりませんでした。
ひかり電話のように1回線で複数の番号、通話数を持つことで、月額料金が大幅に下げることができるので、アナログ回線、ISDN回線をお使いの方はひかり電話への移行をオススメいたします!
CMでよく見る「〇〇〇〇光」ってなーに?
最近テレビのCM等で「〇〇〇〇光」をよく見かけますよね。
これって一体なんなんでしょうか?
サービス内容について詳しく解説していきます。
光コラボレーションサービスの登場
「〇〇〇〇光」の正体、それはNTT東日本・西日本が2015年から開始した「光コラボレーション」という新しい形のインターネットサービスです。
サービスの内容はもちろん光回線の提供になるのですが、今までのようにNTTが直接販売するのではなく、総務省から認可を得たNTTとは別の事業者が独自の料金設定やオプションサービスで販売することができるようになったのがこの光コラボレーション。
略して光コラボなんて呼ばれたりします。
イメージとしてはこんな感じです。
<今まで(NTTとの契約)の場合>
<光コラボ事業者の場合>
イメージ図でもわかるように、実は光コラボ事業者は契約や請求の代行をしているだけなんです!光回線自体はNTTの回線を使用していますので、回線の品質に優劣はまったくありません。
ただし、au光とNURO光については光コラボでのサービス提供ではなく独自の回線サービスですので混同しないようにご注意ください。
よく口コミなどで「〇〇〇〇光に変えたら速度が遅くなった!」という書き込みを見かけますが、これは先ほど説明をしたプロバイダを契約時に変更してしまったことが原因です。
〇〇〇〇光に変えたから遅くなるということは、絶対にあり得ません。
プロバイダについては料金に大きな差もありませんので、変更しないことをオススメします。
口コミに惑わされず、正しい知識を身につけるようにしましょう。
<光コラボ事業者一例>
・ソフトバンク光
・docomo光
・OCN光
・So-net光
・ぷらら光
・ビッグローブ光 などなど
光コラボレーションが選ばれる3つの理由
光コラボって実際どんなメリットがあるのでしょうか?
ズバリ!安い料金設定!!
光コラボは、各事業者が自由に料金を設定することができるので、NTTの料金設定よりも当然安くなっています。
NTTの料金よりも10%~20%程度安くなっているところがほとんどです。
「1,000円しか変わらないじゃん」とお思いのあなた!
1年使えば12,000円、5年使えば60,000円もお得になりますので、一度料金シミュレーションをしてみることをオススメします♪
携帯電話とのセット契約で更に安く!
光コラボ事業者の中には、携帯電話のキャリアも含まれています。
ただでさえ安い光回線の料金から、プラスで2,000円程度割引をしてくれます。
お手持ちの携帯のキャリアを確認し、どんな割引サービスがあるのかショップで相談をしてみましょう。
また、セット契約することで請求書も1本化することができるので管理が簡単になるメリットもあります♪
光コラボ事業者独自のサービス、キャンペーンを活用!
時期によっては「〇万円キャッシュバック!」というキャンペーンを行っています。
というよりかは年中やってますよね(笑)
驚くほど高額なキャッシュバックを行っているところもありますので、チェックしてみてください♪
光回線の契約先って変更できる?
同じサービスに料金を支払うなら少しでも安くすませたいですよね。
実際に〇〇〇〇光に契約を変更したい場合、契約先の変更は可能なんでしょうか?
転用ができるパターン
契約先の変更手続きのことを「転用」というのですが、現在NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光をご利用中の方は、間違いなく転用が可能です。
ただ、契約先がNTTであってもADSLの場合は光回線ではありませんので転用は不可能です。
その場合は転用ではなく新規での契約となります。
転用ができないパターン
現在の契約先が「〇〇〇〇光」である場合、つまり既に光コラボレーションをご利用中の方は転用することができません。
また、フレッツ光(NTT)に戻すことも原則できません。
厳密に言うとできないわけではありませんが、費用と手間がとてもかかるのであえてここでは紹介しません。
「〇〇〇〇光」に転用したら速度が遅くなった!そんなことあるの?
回線の速度が変わるはずがない唯一の理由
よく口コミなどで「〇〇〇〇光に変えたら回線の速度が遅くなった!」「10Mbpsしか速度が出ていない…」という書き込みを見かけますが、これは絶対にあり得ません!
先ほど画像でも見ていただいたように、契約先は光コラボ事業者ですが光回線はNTTのものを使用しています。
それを裏付けるのが実際に転用が行われる瞬間です。
転用される瞬間、工事の方が来ることは絶対にありません。工事が行われない=同じ光回線を使用している、ということになります。
物理的なケーブル等の交換や差し替えなどはなく、NTT側のシステム上の処理作業だけが行われます。
(光回線のプランを変更した場合は訪問工事の可能性があります。)
ですので、どの光コラボ事業者を選ぼうが光回線の品質に優劣が出ることは絶対にないのです!!
じゃあなんで遅くなるの?
何故回線の速度に変化が出てしまうのかと言うと、転用の契約時にプロバイダ契約も一緒に変更してしまっていることが考えられます。
回線の速度に影響を及ぼす要因として一番大きいのがプロバイダ業者の選定です。
プロバイダについては料金に大きな差もありませんので、転用前から変更しないことをオススメします。
口コミに惑わされず、正しい知識を身につけるようにしましょう。
光回線の申し込みに必要なもの
光回線の申し込みには、下記が必要となります。
個人で契約の場合
運転免許証、健康保険証、パスポート、在留カード、特別永住者証明書、マイナンバーカードなどの身分を証明できる公的な証明書
法人で契約の場合
登記簿謄本(登記簿抄本)、資格証明書、現在事項全部証明書、地縁団体台帳など、法人であることを証明できる公的な証明書
しっかりと事前準備をしてお得なキャッシュバックをゲットしましょう♪
オススメ光回線ランキング☆彡
第1位 SoftBank光(新規開通・転用)
携帯電話の大手キャリアでもあるSoftBankが提供するSoftBnak光。
常時キャッシュバック等のキャンペーンを行っており、携帯電話とセットの割引サービス「おうち割り」を利用することで月々の料金も更にお得に!
請求もひとまとめにすることができるので管理も楽チンでオススメです♪
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③新規工事費24,000円キャッシュバック <ソフトバンク公式キャンペーン> または 2年間月額料金1,000円割引
④他社回線解約金10万円まで補填 <ソフトバンク公式キャンペーン> |
第2位 ドコモ光(新規開通のみ)
NTTの子会社としても有名なdocomoが提供するドコモ光。
月額費用の面で他社に遅れを取ってはいますが、
携帯電話のキャリアとしていまだに高い人気を誇ります。
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第3位 フレッツ光(新規開通のみ)
光回線の老舗でもあるNTT東日本・西日本が提供するフレッツ光。
こちらもインターネットからの申し込みに限りキャッシュバック等のキャンペーンを行っています!
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公開日:
最終更新日:2017/11/21